澤熊講師と歩く歴史探訪2008年11月25〜27日
国東半島の秘境
中山仙境と城下町・杵築
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霊仙寺・六所神社=無動寺=天念寺無明橋0
富貴寺=杵築城&城下町=熊野磨崖仏=山香温泉
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 国東半島は昨年の秋以来2回目の訪問です。
 昨年は11/26には、
 宇佐風土記の丘→宇佐神宮→豊後高田昭和の町=
富貴寺=天念寺&川中不動=真木大堂=山香温泉
 の行程でしたが、
今回は前回やり残した
無明橋を渡るということで参加いたしました。


                  前回も勉強したのですが・・・忘れてしまってます。
                  改めて国東の神社と寺院、また歴史の知識を…..

 くにさきの仏たち
 平安〜鎌倉にかけて、六郷山文化の最盛期を迎えた国東半島には、平安前期以来の一木造の技法を伝統的に継承した
 『六郷山仏所』とでもいうべき仏師集団が形成された。かれらの造立した諸仏には、小ぶりな目鼻立ちの愛らしい表情や撫で
 肩で小づくりに引き締まった胸腹部の肉取り、あるいは省略的な彫り口などの共通点がみられるが、そのピークは作品の数
 から判断して11〜12世紀あったと考えることができる。
 国東の仏像は、富貴寺や真木大堂の諸仏のように、都の仏師がつくった寄木造からなる洗練されたものと、在地の仏師が
 つくった一木造りの地方色ゆたかな独特のものとが、中世をとおして造立され続けたところに特色がある。


 中世の六郷山
 12世紀初頭から、比叡山を中心とする天台宗の傘下にはいった六郷山は、源平の争乱にともなう緒方維栄の乱入などに
 より一時的な混乱をみせるが、13世紀前期には鎌倉幕府の祈祷所となり、また六郷山寺院を統括する執行職が設置される
 など、その再建が図られた。ここにいたり六郷山寺院は、執行職を中心として本山・中山・末山の三山ごとに権別当が置かれ
 これが執行職を補佐する支配体制を確立する。


 八幡神と神仏習合
 八幡神が鎮座した宇佐地域は古くから仏教が信仰され、7世紀後半以降の古代寺院跡も多い。こうした古代寺院のひとつ、
 中央の影響を色濃く示す虚空蔵寺を建立したのが僧
『法蓮』である。続日本書紀によると、彼は8世紀前半、二度にわたって
 褒章を得たといい、中央と関わりの深い僧であったとみられる。738(天平10)年、宇佐宮には弥勒神宮寺が建立され、法蓮は
 その初代別当になったという。このように宇佐地域の古代仏教の中心人物とも謂うべき法蓮が宇佐宮と関わりを有した事は、
 八幡宮と仏教とが融合していくなかで、法蓮が大きな役割を果たした事を推測されます。



 国東ツァーの第一歩は中山仙境の登り口から始まります。
 中山仙境は国東半島の香々地町にある岩峰の山群で、夷耶馬とも呼ばれています。


 いやいや、このコースを登るわけではないのです。無明橋へは、コノ山の反対側の
 天念寺・鬼会の里から登ります。
 その前に、この場所にある
霊仙寺実相院六所神社へ、お参りしてからという
 段取りで御座います。
・・・このコースは又の日に・・・行くのかナ?・・・



霊仙寺
霊仙寺は国東六郷満山二十八ヶ寺中末山本寺の古刹で養老2年(718年)に
仁聞菩薩により開創されたといわれています。
本尊は千手観世音で秘仏となっていますので直接拝むことは出来ません。
 そして平安後期の阿弥陀如来座像及び不動三尊像も併祀されているようです。

 (高さ4.87m)の地蔵尊                           0



 實相院
 霊仙寺の隣にあり實相院 は霊仙寺の講堂であったとか坊の一つであったとか言われていますが
 今は独立した寺です。
 本尊は不動明王を中心とした聖観音像、薬師如来像などです。鐘楼の近くには鎌倉時代末期から
 南北朝時代の作といわれる、旧香々地町内で最大の4mにも及ぶ国東塔があり、その横には頬被り
 をしたお地蔵さんが2体あります。このお地蔵さんは「耳地蔵さん」と言われており病気平癒を願って
 多くの参拝者が訪れるお地蔵さんだそうです。



 六所神社
 六所神社は霊仙寺の奥の院でしたが、明治時代の神仏分離令により分離され、
別々の社寺になり現在に至っています。





無動寺
 天台宗の名刹 無動寺はおよそ千三百年前に仁聞菩薩により開基された六郷満山中山本寺の一つで
 修行並びに祈祷の道場として、また、満山の記録所として栄え最盛時には末寺十二坊を擁したと言わ
 れています。この無動寺は大岩壁を背に建っています。この周辺は奇岩・秀峰が多くあり黒土耶馬と言
 われている所です。
 この無動寺の堂内には薬師三尊を始め、重文御仏像十六体を奉安し、殊に不動明王は慈悲相を現じ、
 霊験あらたかな不動尊として多くの熱心な信者に尊崇されています。





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