澤熊講師と行く熊野シリーズ・番外編
 2007年12月22〜23日

(1日目)赤木越え〜湯の峰温泉
(2日目)大雲取り越え

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1日目I大阪梅田8:15阪和道発心門王子赤木越え湯の峰温泉
    
I新宮・ユーアイホテル泊
2日目I熊野那智大社舟見峠地蔵小屋小口田辺=阪和道=
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赤木越え
京都や大阪からの熊野詣は紀伊路・中辺路を経て熊野本宮へ至るルートが一般的ですが
三越峠を越え船玉神社の手前の分岐から赤木越えコースをとり、湯の峰温泉で汗を流し、
一泊後に大日越えコースで本宮大社に詣でる人達もいました。

今回の1日目は、その赤木越えコースを辿ります。
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大雲取り越え
応徳3年(1086)に院政を始めた初代の白河上皇から4代の後鳥羽上皇までの約100年間
歴代上皇たちはなんと100回近くも熊野御幸を行なったと記録されています。
  (白河上皇9回、鳥羽上皇21回、後白河上皇34回、御鳥羽上皇28回)
そのコースは当時の都・京都から淀川を船で下り、大阪天満の
八軒家へ上陸後は紀伊路・
中辺路を経て、まず熊野本宮大社へ
、その後・熊野川を下り速玉大社那智大社へと
熊野三山を巡ったあとは今一度、本宮大社に詣でたのち帰途に・・・
その那智大社から本宮大社への道が、
大雲取り小雲取り大日越え、として残っています。

旅の2日目は、その内でも最大の難所と謂われる大雲取越え挑戦です。
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 これらの古道は、那智山の如意輪堂(今の青岸渡寺)を第一番札所とする
西国三十三ケ所観音巡礼が盛んになると、三十三ケ所観音巡礼の
メインルートとなります。
西国三十三ケ所観音の巡礼者は
伊勢参拝の後、「伊勢路」で新宮へ。
新宮参拝の後、那智を参拝し、「
大雲取越・小雲取越」の険路を越えて本宮へ。
本宮からは湯の峰へ。
湯の峰からは「
赤木越」で三越峠まで行き、
そこからは
中辺路で田辺まで行き第二番札所の紀三井寺へ向かいました。
(一昔前までの赤木越え三越峠からでしたが、献上までの道が崩土で
通行不能のため、現在は船玉神社の近くまで本街道を利用しています。)